フリーランスがヘルプデスクを続ける秘訣

フリーランスのヘルプデスクとして働きたいが、将来性が気になるという人は少なくない。
結論から言えば、ヘルプデスクには常に一定の需要があるため、仕事がなくなる可能性は小さい。
ただし、ヘルプデスクを希望するフリーランスが今後増えてくれば、仕事の取り合いになってしまう可能性はある。
そうした場合、顧客からの評判が良い、コミュニケーション能力が優れている、適切なアドバイスができる、といったスタッフに優先的に仕事が回ることになる。

フリーランスがヘルプデスクとして活躍し続けるためには、常にスキルアップを意識する必要がある。
スキルが同様ならば、年齢が若い人材が優先的に雇用されるケースが多いためだ。
フリーランスから正社員を目指すという方法もあるが、それも結局は会社次第だ。
正社員への登用制度は、20代のスタッフがメインという会社は多い。
10年後も20年後もヘルプデスクとして活躍するためには、若者に負けないスキルを要しておく必要があるだろう。

ヘルプデスクの仕事を希望する人は、コツコツと地道にこなす作業を得意としていることが多い。
そのため、積極的にシステム開発に携わりたい人にはあまり人気がない。
ヘルプデスクの仕事を希望する場合、地道な作業に飽きずに対応できるか、システム開発をしたいか否かといった自問自答が必要になる。
本気で取り組もうと決めたのなら、最低でも1年間は勤務するのが得策だ。
1ヶ月や2ヶ月程度の勤務では、ヘルプデスクとしての適性や自分との相性などが見えてこない場合があるためだ。